今の小中学生はテレビの中の誰に恋をするのか

自分の幼い頃を思い出しながらふと思った。

『今の小中学生はテレビの中の誰に恋をしているのか』と。

私が小中学生の頃はそこらじゅうにジャニーズが溢れていた。とはいっても私自身まだ学生でありそんなに昔と言うわけではないけれど。この話をする上で私の好きだった芸能人の変遷を図にしてみた。
f:id:rednyan:20150216150606j:plain

ご覧のように小学校低学年の頃の私はジャニーズが溢れる中で幼なじみと二人、小池徹平に恋をしていた。完全に本気愛であった。まだWaTすらデビューしてない中二人で『WaTノート』なる交換ノートをし、回りの子が好きなジャニーズのCDを貸し借りする横で二人インディーズであったWaTの路上ライブに心を踊らせていた。しかしこれほど執着していたWaTも気づけば熱冷め、嵐へとフェードアウトしたのだ。そしてこれが世に言う永遠の新規・花団落ちである。そこからは嵐を基盤としながらジャニーズに溺れていく。
今まで未知の世界だったジャニーズの世界へと踏みいった私に待っていたのは美しい顔の男性が美しく歌い、美しく踊り、世の女性たちを虜にしようと魅せる動き。ワイルド系から可愛い子犬系まで揃いに揃ったジャニーズ事務所。元々小池徹平が好きだった私は勿論イケメンが大好きで、あれよあれよという間にジャニーズの沼に落ちていったのだ。
画像の(1)その他ジャニーズはKAT-TUN・NEWS・関ジャニ∞、Hey!Say!7などの当時勢いに勢いを着けていたグループだ。周りの女の子達も皆彼らが好きだった。野ブタをプロデュースクロサギ有閑倶楽部、イケメンパラダイス、花男、ごくせんなど、その時代のドラマタイトルだけでもイケメンの溢れ具合に目眩がする。謎のマイクとゴルフという二人を連れた山ピーのユニットも大人気。なんなら男の子もジャニーズが好きだった。一緒にジャニーズの話をしていた。赤西くんになりたいと、でも自分はバク転が出来ないからジャニーズ事務所には入れないと悲しんでいた子がいたのを思い出す。彼は今ホストになった。
このイケメン飽和時代。当時の小中学生は亀梨くん、赤西くん、山ピー、錦戸くん、山田涼介辺りに恋をしていた子が多いのではないかと思う。何より彼らは若かった。若く駆け出しであったからこその勢いなどは勿論、10代のメンバーも多かった故、小学生の私達も本気で彼らに恋をしていた。
しかし現在、駆け出しのグループといえばABC-ZとSexy Zoneくらいだと思う。Sexy Zoneはまだ十代だが前者はそうではないし、今人気と言われる嵐と関ジャニに至ってはもうおじさんである(とてもとても可愛いおじさん達ではあるけれど)。そう思うと、今の小中学生は誰に本気で恋をしているのだろうと不思議に感じたのだ。

もしかしてジャニーズではないのか。それはジャニーズと共に育ってきた私としては少々悲しい現実。真相はわからないけれど、SNSの使用平均年齢が低下している昨今この答えも知りやすいのかもしれない。
そしてこのことを考えてさらに思ったのは、私はまだ学生のため嵐や関ジャニファンをやる上で聞かずしては通れない『ジュニア黄金期』を経験は出来ていないのだけれど、私たちが過ごした小中学生時代は今思うとジャニーズ旋風吹き荒れる中だったのではないかなあと。そう思うとその時代に色んなジャニーズを見れたことはイケメン好きとしては凄く幸せだったなと感じる。